TOPへ
石綿特別教育は、こちらへ
石綿(アスベスト)の有害性
石綿粉塵を吸入することに、次のような健康障害が発生する恐れがあります。
1、石綿肺(じん肺の一種) 発症までの期間は15〜20年
  肺が繊維化するもので、せき等の症状を認め、重症化すると呼吸機能が低  下することがあります。
2、肺がん 発症までの期間は15〜40年
  肺にできる悪性の腫瘍です。
3、胸膜、腹膜等の中皮腫(がんの一種) 発症までの期間は20〜50年
  肺を取り囲む胸膜等にできる悪性の腫瘍です。
4、胸膜炎 比較的短期間に発症
  石綿による胸膜の炎症で、左右の胸腔に水がたまり胸膜の癒着がおこる。
5、びまん性胸膜肥厚
 胸膜炎が治った後の胸膜が癒着した状態
これらの疾病については、石綿粉じんを少量吸入しても発症する可能性があり、また石綿粉じんの暴露から発症までの期間が長いこともあります。
 石綿を直接取り扱っていいない場合でも、建築物から劣化した石綿粉じんが発散し、その粉じんを吸入する可能性があります。
石綿を吸い込んだ肺からは、「石綿小体」が見つかる事があります。
石綿小体とは・・・

石綿ばく露で肺内に吸入された比較的長い石綿繊維は、マクロファージ等の貪食によるクリアランス機能が働かず、そのまま長期間肺内に滞留している。そのうちの一部は、多数のマクロファージの作用で鉄亜鈴(てつあれい)のような形をしたいわゆる石綿小体(Asbestos Body)を形成する。石綿繊維の表面に鉄質蛋白(フェリチンやヘモシデリンなど)が付着して亜鈴状になったものである。肺内に石綿小体があれば石綿小体を形成していない通常の石綿繊維も何倍か存在している。石綿小体は、位相差顕微鏡でも見やすいので石綿ばく露の良い指標として扱われている。
石綿ばく露と喫煙が肺がん死亡の相対危険比に及ぼす影響
Hammond
1979
石綿ばく露
なし あり
非喫煙者 1.0 5.17
喫煙者 10.85 53.24
この表の読み方
この表はハモンドさんが1979年に調べたものです。
石綿ばく露がなく、非喫煙者を1.0として相対比較した表です。

喫煙者で石綿ばく露の人は、53.24倍危険であることを意味しています。
McDonald
1980
石綿ばく露
なし 中程度 高度
非喫煙者 1.0 2.0 6.9
中程度喫煙者 6.3 7.5 12.8
高度喫煙者 11.8 13.3 25.0
石綿特別教育講習会の出張講師派遣についてはコチラへ
鈴木事務所

社会保険労務士・行政書士・アスベスト診断士
鈴木祐一郎


トップページへ